「母子会」って知っていますか?

「母子会」は日本全国のほとんどの地域にあります。

 

歴史は長く、第二次大戦後までさかのぼります。

第二次大戦後、戦争で夫をなくした未亡人たち。。。

子供を抱え、苦悩と貧しさのなか「いかに子供たちと生活をしのぐか」。。。

今、私たちが利用している児童扶養手当やひとり親家庭医療費助成に代表される各種福祉制度は、当時はまったくなかったのです。

それでも必死に家庭を守り、「母子ともに健全に」と子供を育てる未亡人たち。。。

そして、彼女たちは立ち上がりました。「我が幸は我が手で」。。。

全国各地にそれは広がっていきました。

それから長い年月を経て、さまざまな制度ができました。

この制度ができるまでの間には自分の子育てが終わってしまった方も数多くいました。

でも、そこで「自分は子供が成人したからもう関係ない。」ではなく、「自分はもらえなかったけれど、今後の母子家庭のために」と国会に陳情に行くなどの活動を続けた全国各地の先輩たち。。。

 

私たち母子家庭がいま、当たり前に受けている制度にはそんな先輩たちの熱意と歴史があります。

 

そして私たち「母子会」はその制度をさらに発展させたり、守ったりするために、、、また母子家庭の親子や子育てを終えた寡婦がこれからも健やかに生活していくためにさまざまな活動をしています。

 

「むつ市母子寡婦福祉会」は青森県むつ市の「母子会」です。

 

ひとりで子育て、たいへんですよね。。。
ひとりで悩んでいませんか?
「わかってくれる人」はいますか? 

 

母子会はそんなあなたの力になりたいと考えています。